子宮頸がんワクチンについて
掲載: 2022/ 3/ 5(Sat)
子宮頸がんワクチンってご存知でしょうか。
名前の通り子宮頚部にできる「がん」です。若い女性に多いがんの一つです。
これはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが発症に関係する病気の一つです。
海外ではこのワクチンを打つことで子宮頸がん発症を50-70%予防したというデータが出ています。
以前日本でも接種を進めていました。
残念ながら接種後にしびれ、不随意運動などを発症した方がいらっしゃいますが、原因はいまだに不明です。ワクチンとの因果関係も明確ではありません。
ただ、接種を控えた約10年間の間に子宮頸がんにかかった方が大幅に増えたのは事実です。
医療者の一人として、これからの未来を担う若者の様々な病気のリスクを少しでも防ぐことができたら、と思っています。
2022年4月から政府は対象年齢の女性(小6~高1)への接種勧奨を再開、積極的接種勧奨をしなかった女性への接種案内をする、と発表しています。
子宮頸がんにかかってしまうと、病気の進行具合によっては将来妊娠できなくなる、ということが起きます。
選択の幅を狭めないためにも、ぜひご本人、ご家族ともに納得したうえで接種をご検討ください。
当院でも2022年4月より予約枠を設定します。
子宮頸がんワクチンってご存知でしょうか。
名前の通り子宮頚部にできる「がん」です。若い女性に多いがんの一つです。
これはヒトパピローマウイルス(HPV)というウイルスが発症に関係する病気の一つです。
海外ではこのワクチンを打つことで子宮頸がん発症を50-70%予防したというデータが出ています。
以前日本でも接種を進めていました。
残念ながら接種後にしびれ、不随意運動などを発症した方がいらっしゃいますが、原因はいまだに不明です。ワクチンとの因果関係も明確ではありません。
ただ、接種を控えた約10年間の間に子宮頸がんにかかった方が大幅に増えたのは事実です。
医療者の一人として、これからの未来を担う若者の様々な病気のリスクを少しでも防ぐことができたら、と思っています。
2022年4月から政府は対象年齢の女性(小6~高1)への接種勧奨を再開、積極的接種勧奨をしなかった女性への接種案内をする、と発表しています。
子宮頸がんにかかってしまうと、病気の進行具合によっては将来妊娠できなくなる、ということが起きます。
選択の幅を狭めないためにも、ぜひご本人、ご家族ともに納得したうえで接種をご検討ください。
当院でも2022年4月より予約枠を設定します。